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商品開発ストーリー CASE.1

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エアロシェルター®Ⅱ/お客様の声をヒントに、超軽量の大型テントを開発/開発後もお客様の現場に足を運び、商品の充実、改良につなげる/帝人フロンティア株式会社 東京繊維資材部 キャンバス資材課 井上 誓吾

実演と組み立て指導で700回以上、350以上のテントを販売

写真:エアロシェルター®Ⅱエアロシェルター®

エアロシェルター®Ⅱという大型仮設テントの営業を担当しています。前モデルを販売していた期間も含めると、商品との付き合いは、かれこれ約15年。商談ごとにお客様のもとへ出向き、これまで700回以上、テントの組み立て・片付けを行ってきました。販売した商品の数は350以上(2010年10月現在)にのぼります。

エアロシェルター®Ⅱは、「二重膜構造の仮設用テント」といった、明確な特長・特性を持った商品です。商談の際、お客様にはそのことをお伝えしたうえで、お客様のニーズに商品が合致しているか確認し、販売が決まれば使用方法を十分に習得いただくよう心がけています。対面での営業・販売を重視して、お客様のもとには必ず足を運ぶようにしているのです。

各種イベント、被災・災害支援用のほか、意外な用途でも活躍

商品の用途については、音楽イベント、地域の行事、結婚式などの各種イベントや、災害時の避難用(被災・災害支援用)で活用いただくことが多いです。2004年10月に起きた新潟県中越地震では、被災に合われた約400名を収容するテントとしてお役立ていただきました。

また、養豚場の豚のふんの始末や、建設現場のコンクリート工事の際の雨よけなどにもご利用いただいています。コンクリート工事は法律で定められた環境基準にのっとって行わねばなりません。雨天下でも施行箇所をテントで覆うことで、基準をクリアした環境を確保できると、お客様に喜んでいただいています。

写真:エアロシェルター®Ⅱの使用例1エアロシェルター®Ⅱの使用例

写真:エアロシェルター®Ⅱの使用例2

写真:エアロシェルター®Ⅱの使用例3

購入後のサポートも万全

商品を購入いただいたお客様に対するサポートにも、万全を期してあたっています。

テントが万一破損した場合でも、商品に添付の「リペアシート」を貼ってカバーすることができます。また、リペアシートでカバーできない大きな補修が必要となった場合は、当社協力工場にて対応いたします。

新たなお客様との出会いを楽しみに

写真:井上 誓吾

日々、営業活動を展開する中で、「こんな場所で使いたい」といったお声がけも、数多くいただきます。私は、お声をかけていただければ、商品の使用が難しいと考えられる場所でも、お客様のご要望を聞くようにしています。もともと、お客様の声から生まれた商品ですし、お客様とコミュニケーションをとることで、解決策が見つかることもあるからです。商品に興味を持たれたら、どうか、お気軽にお問い合わせください。新たなお客様との出会いを楽しみにしております。

この商品のここがスゴイ!

エアロシェルター®Ⅱの素材には、薄く、軽く、耐久性に優れたキャンパス地(パワーリップ®)を使用しています。組み立ては、二重の膜の間に送風機で空気を送り込み、膨らませるだけです。支柱は必要なく、2名〜4名でも組み立てが可能なうえ、慣れれば30分ほどで設営が完了します(レギュラータイプの場合)。また、大きなテントであるにも関わらず、保管時はコンパクトに収納できます。

開発のきっかけは、ある造船所から「雨天でも、屋外のドッグで船の補修がしたい」という相談をいただいたことでした。開発には、帝人グループ内のノウハウ、ハイレベルな縫製の技術が活かされました。

前モデルのエアロシェルター®を発売した後、1997年には、風の抵抗をより低減するよう、形状を改良したエアロシェルター®Ⅱをリリース。2009年2月には、間口の外寸32mという最大級サイズも製造しました。

「エアロシェルター」Ⅱ最大級サイズ「エアロシェルター」Ⅱ
最大級サイズ

※「エアロシェルター」は帝人フロンティア(株)の登録商標です。