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アラミド繊維の特長

アラミド繊維とは

 アラミド繊維は、一般的に高強力、耐熱性、寸法安定性、耐薬品性などの特性を持つ高機能繊維のひとつで、パラ系とメタ系の2種類に大別されます。当社は、この異なった2種類のアラミド繊維を事業化している世界有数のメーカーです。パラ系アラミド繊維は、特に強度、防弾・防刃性などに優れ、防弾チョッキ、自動車のブレーキパッドなどの摩擦材(アスベスト代替)やタイヤの補強材、光ファイバーの補強材などに主に使われています。オランダで生産するトワロン®と、日本で生産するテクノーラ®の2つで世界市場の約1/2を占めています。メタ系アラミド繊維コーネックス®は、優れた長期耐熱性から各種フィルターに、難燃性から消防用の防火服、各種プラント・サービスユニフォームに使用されております。

 また、アラミドペーパーはデュポン社との下記合弁会社にて製造販売されております。耐熱性・電気絶縁性に優れ乾式変圧器や各種モーター等の絶縁材料、航空機用ハニカム構造材や携帯電話用をはじめとするプリント配線板の基材として使用されております。近年では特に環境への関心の高まりにより、電力業界や自動車業界においても省エネルギーや高効率機器など高性能化、高機能化が強く求められています。ハイブリッド車、電池・キャパシター材料などの開発にも注力しています。

耐熱アラミド繊維コーネックス®

 コーネックス®は、メタ型タイプの全芳香族ポリアミド系耐熱性繊維です。主原料は、メタフェニレンジアミンとイソフタル酸クロライドで、ポリメタフェニレンイソフタルアミドを成分とする有機合成繊維です。

 ポリエステル並みの繊維性能(強伸度、弾性率、比重、風合い、色など)をもち、加えて、空気中で溶融することなく、400℃ではじめて分解、炭化を開始する耐熱性と限界酸素指数(LOI値)29以上という防炎性・難燃性をあわせもつ、衣料から産業資材分野まで広範囲に活用される白色の高機能繊維です。

図1

高強力アラミド繊維 テクノーラ®

 テクノーラ®は帝人が独自の技術によって1987年に商業生産を開始したパラ型アラミド繊維で、高強力・高弾性率を有し、更に耐熱性・耐薬品性にも優れた合成繊維です。

 共重合タイプのポリマーよりなる繊維で、PPTA(ポリパラフェニレンテレフタラミド)繊維とは異なったプロセスにより製造されます。

 高強力・高弾性率・耐薬品性・耐摩耗性および耐屈曲疲労性にも優れていることから、現在ゴム補強材を始め、産業資材用途を中心に幅広く使用されています。

■テクノーラ®の特性

テクノーラの特性




アラミド繊維関連リンク

アラミド繊維について詳しくは下記のサイトをご覧ください。

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※「コーネックス」「テクノーラ」は帝人テクノプロダクツ(株)の登録商標です。

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